申請後、結論が出るまでの審査に要する期間は、事案の難易性のほかに、個別ケースにより入管が在留資格該当性に疑わしい場合には、審査期間が数カ月の長期に及ぶこともありうるから注意が必要です。
平成29年度から法務省が、全国の地方入国管理局における在留審査処理期間の平均日数が四半期ごとに公表を始めました。永住については、公表されていませんが、3カ月くらいから半年以上かかる場合もあるといわれてます。
在留審査処理期間(日数) 平成30年1月~3月許可分
在留資格認定証明書交付 | 在留期間更新 | 在留資格変更 | |
経営管理 | 61 | 33.6 | 51.8 |
技術・人文知識・国際業務 | 32.7 | 27.4 | 45.7 |
技能 | 71.6 | 29.4 | 19.9 |
留学 | 64.2 | 32.1 | 20.4 |
家族滞在 | 39.9 | 28.2 | 22.2 |
日本人の配偶者等 | 49.9 | 31.7 | 32 |
永住者の配偶者等 | 56.5 | 31.6 | 33.8 |
定住者 | 63.2 | 33.3 | 32.2 |
法務省入国管理局HPより抜粋
この処理期間は申請を受けてから許可に至るまでの期間(許可を告知するまで)であり、不許可処分・申請取下げ等になった場合は除きます。
在留期間更新許可申請と在留資格変更許可申請の場合、処分日は許可の告知時(入管への来局日)となるため、実際の審査自体は表示された日数よりも短い場合があります。